このページではリスクマネジメント・コンプライアンスの解説、それをお伝えする理由、リスクの事例と予防方法について紹介します。
タレントとストアが、業務時間内ではなく業務時間外やプライベートで交流をすることはMESHWellとして禁止しておらず、また関与することも行ってはおりません。
しかしながら、実際のトラブル事例などを把握いただき、ストアにおいてこのようなトラブルが発生しないようご留意いただけますようお願い申し上げます。
リスクマネジメントとは
リスクマネジメントとは、リスクを管理し損失を回避または軽減させる方法のことです。
リスクマネジメントに取り組むことで、社会的、企業内の信用や価値を維持・増大させることが可能になります。
リスクマネジメントをお伝えする理由
ビジネスシーンでリスクマネジメントは欠かせません。それを普段から注意して実施しておくことで、危機的状況を回避するだけでなく、もしもの発生時にも損失を極小化することができます。
問題が起きてしまった場合、場合によっては個人だけではなく企業や施設などを巻き込む大きな問題に発展する可能性があります。そのような事態を未然に防ぐためにも、リスクマネジメントを推奨しています。
リスク事例と対策
- プライベートな交流におけるリスク
【事例】
MESHWellではタレントとの直接連絡は推奨されていないにも関わらず、連絡先を交換していたり、サービス外で直接交流をしたことで、これまでにトラブルが報告されたことが幾度かあります。
・自身の思惑とは真逆の捉えられ方をタレントにされてしまい、MESHWellに報告される
・(タレントの善意であっても)物品やサービスの購入を勧められる
・業務時間外にアルコールを伴う会食を行い、他者に向け迷惑行為をしてしまった
など、リスクは身の回りに潜んでいます。
【対策】
タレントと直接連絡を行わない、業務時間外にアルコールを伴う会食を行わない、など
以下FAQもご参考ください。
コンプライアンスとは
コンプライアンスとは「法令遵守」を指す英語で、企業や個人が法令や社会的ルールを守ることを表しています。コンプライアンスに求められるのは「法令やルールを守れば良い」だけではなく、倫理や社会規範などに従い、公正・公平に業務を行うという意味もあります。
コンプライアンスをお伝えする理由
- 企業や個人による不祥事の増加
1990年代の日本はバブル崩壊で不況に陥り、その直後に相次ぐように起こったのが粉飾決算や不正融資などの不祥事です。2000年代に入っても様々な情報漏洩などの不祥事が続いたことで、行政による方針変更、法改正が行われ、2000年代半ばから、コンプライアンスはより注目を集めることとなりました。
- インターネットの普及
1990年代以降、インターネットが爆発的に普及し人々の生活を豊かにしました。現在では多くの人がスマホやパソコンを所有し、ブログやSNSを使って気軽に発信することができます。しかし、その反面で不適切な発言、企業や顧客に対して不利益を与える情報などが垣間見えるようになると、マスコミや消費者などが企業だけでなく個人に対しても「コンプライアンス違反」を指摘するようになりました。
以上のとおり注目が高まったことで、企業も個人でもコンプライアンス違反をすると社会からの批判が上がるようになりました。当事者はその責任を追及され謝罪することはもちろん、明らかな違反の場合は行政や民間から指導や処分、損害賠償請求を受けたり、刑事事件になれば逮捕されることもあります。コンプライアンス違反は企業にも個人にも大きな損失をもたらします。
今一度ストアの皆様には、トラブルを未然に防ぐべくコンプライアンスへ意識いただくことを推奨しています。
コンプライアンス違反の事例
現代では様々な違反事例があります。※事例は一部を抜粋したものです。
- 労務関係
他人から受けた不当な扱い、不利益による精神的・肉体的な苦痛など
【事例】
- タレントに業務時間を超過した業務継続を強制する
- パワハラ・セクハラ
- 業務報酬減額を不当に要求する
- 法令関係
企業や個人が事業を遂行するにあたって守るべき法令を違反することなど
【事例】
- 委託業務外の作業をタレントへ指示命令する
- (SNSなどに)タレントの画像を無断使用する
- 備品や商品の買取や購入を強制する
- 情報管理
企業や個人が管理する情報を漏洩させることなど
【事例】
- タレントの個人情報の流出
- スパイ行為の強制(他社の情報を流さない限り契約しない、などの脅迫)
まとめ
リスクマネジメントやコンプライアンスについては日常的に意識しなければならない重要なテーマです。「自分が犯してしまうかもしれないリスク」について認識し、慎重にそのリスクを避ける必要があります。どうか未然にトラブルを防げますよう、ご留意いただけますと幸いです。
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